DWE(ディズニーの英語システム)~サラリーマンパパの子育て日記~

サラリーマンパパが娘とディズニーの英語システムに取り組む日々で、感じたこと、印象に残ったことを記録していきます。

おじいちゃんのカバン。

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今週のお題「カバンの中身」

私は片付けができない困った大人。部屋も散らかっていれば机の周りもとっちらかっている。当然カバンの中もぐちゃぐちゃ。自分としては何がどこにあるかわかっているから困ることはないのだが、いかんせん見た目が悪い。物持ちが良いためか、今使っているカバンは社会人になってからまだ2つ目なんだけど、もう10年たつしなんだか膨らんできたし、そろそろ気分転換に買い換えてみようかな・・・。

子供の頃、母方の祖父のカバンが大好きだった。祖父は出張が多く月の半分近く家を空けていたようだが、娘の嫁ぎ先、つまり私の実家方面にも仕事で訪れる機会が多く、時間が許せば我が家に立ち寄ってくれていた。若い頃を東京で過ごし、仕事でも月に何度も上京していた祖父はいわゆる”ハイカラ”で、当時私が住んでいたステテコが当たり前の田舎では、あまり見かけない出で立ちであった。

そんな”おじいちゃん”が我が家に来た時、我々兄弟の一番の楽しみはお土産。カバンの中からいろんなものが出てくる。おもちゃやお菓子、地方の銘菓やバナナが出てきたり。いろんなものが出てくるのでとにかく興味津々であった。今考えるとダレスバッグからバナナやアンパンが出てくるのもなかなかなことだが、祖父はきっと孫が喜ぶ顔を思い浮かべながらカバンに詰めてきてたのだろう。

我が家に立ち寄った祖父は、食事をとったり少し休憩をしてから次の仕事へと出かけていくのが常であった。一度炬燵で昼寝をしてた祖父のおでこにバナナのシールを貼ったことがある。その日に限って少し寝過ごしてしまった祖父は、鏡も見ずに次の仕事に出かけてしまった。いま家の中でベタベタとシールを貼って回る娘を見ていて、自分は気をつけようと気を引き締めるのであった。

話を戻そう。大好きなおじいちゃんのカバンの記憶があるから、私も自分のカバンを娘に印象付けようと画策したことがある。出張帰りにカバンからおもむろにお土産を取り出して娘に渡す。続けるうちに娘は私のカバンから何が出てくるのか、帰宅するたびにまとわりついてくるんじゃないか??なんて考えていた。しかし実際帰宅するのは娘が寝た後、お土産は翌朝妻から娘に手渡されている。う〜ん。思った通りにいかないもんだな〜。

そんな私のカバンに常備されているのは鎮痛剤。これだけは切らさないようにいつも入れている。若いころ出張先で二日酔いからひどい頭痛になり困ったことがあった。なんともひどい話であるが、それ以来数回分の鎮痛剤を持ち歩くようにしている。最近では二日酔いになるような飲み方をすることがなくなったが、腰痛のため急遽鎮痛剤が必要となることがあり、やはり手放せない一品となっている。なんだか娘に聞かせられる話ではないな。