DWE(ディズニーの英語システム)~サラリーマンパパの子育て日記~

サラリーマンパパが娘とディズニーの英語システムに取り組む日々で、感じたこと、印象に残ったことを記録していきます。

Another story。

f:id:prettygirlsbs:20170904212304j:plain

このブログの存在をまだ妻に伝えていない。

遅い時間までパソコンに向かってカチャカチャ文章を書いてみたり、”はてなブログPerfect Guide Book”なる本を机の上に置きっぱなしにしてたりするので、薄々は気付いているのかもしれないが・・・、いや案外と鈍感な妻は全く気付いていないのかもしれない。文章を読んでもらって感想を聞いてみたいものだが、いったん知られてしまうと次からの文章が書きづらくなるような気もして、どうしたものか逡巡している。 

私がブログを始めた動機は大きく4つある。以前”ブログを書く動機”で下記3つの動機を挙げた。

  • 喋りたい。
  • 子供の成長の記録を残したい。
  • 教育にあたり、いろいろな先輩方のブログが参考になっている。もし自分の記録が役に立つのであれば、参考にして欲しい。

 

prettygirlsbs.hatenablog.com

 

この時は話が長くなるので省いたが、もう一つの理由は”娘への手紙”である。

私は数年前ある病で手術を受けたのだが、術前検査で鑑別疾患に致命的な病名があがった。昨日までは気さくに話してくれていた先生が、突然かしこまって硬い言葉で説明をしてくれる。病名を告げられた後もしばらくは一緒にいてくれた家族が帰り、病室から一人で夏の青空を見上げていると、先ほどまであんなに大きく聞こえていたセミの大合唱が急に遠のいていく。まるで映画みたい、本当にこうなるんだ・・・。

娘はまだ妻のおなかの中。すぐに死ぬことはないだろうから娘と対面はできそうだな。でも、物心つく前にはいなくなっちゃうのかな?どうせ親は先に死ぬんだし、あんなに待ち望んだ初めてのわが子、授かっただけでも良しとしよう。これもまた運命!と、案外冷静に受け止めた。

覚悟を決め、まだ見ぬ娘に何を残せるのか、いや記憶に残らないのであれば記録も残さない方がかえっていいのかな?など、術後の検査結果が判明するまでの2週間、あれこれ考えていた。結局検査結果は良性であったためこの話はいったんここで終わった。

しかし、話はまだ続く。術後2年ほどして体に変化が出だした。何かおかしい。徐々に増えていく様々な症状をネットで調べてみると、どうやっても恐ろしい病名に行き当たる。まさかと思いつつも病院を受診し、精密検査を受けることとなった。かなりおかしな検査結果も出たため、もしや・・・という状況にもなったが、最後は”たぶん大丈夫でしょう”という結論になった。ほっとした。しかし、症状は治まらないまま、というかどんどんひどくなる。この症状や検査結果の異常はいったい何が原因なの??昼間は仕事をしているのでまだ気が紛れるのだが、夜になるとどうしても症状に意識が向いてしまい眠れない日々が続いた。たぶん大丈夫、たぶん?、もしかして本当は・・・。

2年前はすんなり覚悟できものが、今回は全くできない。娘が生まれ実際に触れ合うと、我が子の存在が一気に現実のものとなっていたのだ。この子が成長の過程で困難に直面した際、的確なアドバイスを送ってあげられないのは辛い。やはり自分の思いを伝えたい、残すべきだ。6歳の娘、12歳の娘・・・、さまざまな年齢の”将来の娘”に宛て手紙を書こうと考えた。結局、結婚する娘に宛てた手紙から書き始めたため、あまりに辛すぎて頓挫してしまった。我ながらバカだねー。

3年たっても生きているので、どうやら恐れていた病気ではなかったようだが、ブログを書き始めてからこの頃の気持ちをよく思い出す。父が何を考えて娘を育ててきたのか、機会があれば読んでほしい。 習い事でも部活でもなんでも一緒だと思うけど、勉強をする理由の一つに、きついことをやり遂げる、忍耐力を養うことがあると思っている。雨の日も風の日も、眠い日もきつい日も継続する。そうすることで人間の器が大きくなっていくのではないか?そんなことを考え、手を替え品を替え毎朝起こしてるんだよ。まあ、仕事の愚痴やお酒の話もよく出てくるが、それは社会勉強だ。 

さて今まで述べてきたのは私の一方的な意見。このブログには父親から見た”我が家”の世界が広がっている。しかし妻から見た”我が家”は一体どんな世界なんだろう?同じ出来事でもまた違った見え方をしているのではないか?そのAnother storyをぜひ聴いてみたい。娘も喜ぶのでは??ブログ作成を勧めてみよう。忙しい妻がこの案に乗ってくれるかな?