DWE(ディズニーの英語システム)~サラリーマンパパの子育て日記~

サラリーマンパパが娘とディズニーの英語システムに取り組む日々で、感じたこと、印象に残ったことを記録していきます。

お墓まいり

今週のお題はてなブログ フォトコンテスト 2017夏

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父方のお墓は実家から車で30分の距離にある。しかし、年末、お盆、春秋の彼岸には母が欠かさず掃除に行ってくれているようであるが、なかなか家族でそろってお参りに行くことがない。私が最後にお参りしたのはいつだったか・・・。

一方、母方のお墓へは毎年お参りに行く。祖母の実家が養子(祖父)を迎えるような古い家であり、家の存続、子孫繁栄を託されていた祖母にとってお墓まいりは一大行事であった。2泊3日で親戚一同が集まるのだが、実際お墓に参るのは1時間程度で、あとは海水浴、宴会など、要するに”親戚より”の良い機会となっていた。父も自分の家のお墓には参らないのにこの旅行に参加するのは大好きで、我が家の夏休みの行事はこの旅行が全てであった。祖母が亡くなって以降、様々な事情で最近は親戚が一同に会することはなくなったが、私の家は未だにこの行事を続けている。今年の夏も恒例のお墓まいり旅行に出かけてきた。

前にも書いた通り、疲労困憊、旅先でぎっくり腰まで起こしてしまった私には散々な旅行であったが、お墓まいりだけはきっちりしてきた。

 

prettygirlsbs.hatenablog.com

 

まずお墓の周りの掃き掃除をして、墓石にザブザブ水をかけながら亀の子束子でゴシゴシ磨き、樒を備えたら準備完了。お線香に火をつけみんなで順番にお参りする。

手を合わせて拝みながら何を考える?ご先祖様に関しては、小さな頃からお墓まいりの前に祖母がいろいろとお話をしてくれ、それも毎年聞いていることなのでまんざら知らない仲ではない気になっていた。目をつぶって手をあわせると、「こんにちは。今年もお参りにきました。これからもしっかり見守ってください。」などと唱えていた。祖父、祖母がお墓に入ってからは一層身近なものとなり、もう少し気楽に近況報告をしている。その報告が実際に届くことはないのだろうが、自分がここにいるのもご先祖様のおかげと感謝し、自分の日常を振り返る内省の時間であると考えている。出処進退を明らかにするといったところか?

 そういえば娘にはまだそんな話を全くしていない。なぜか掃き掃除が大好きなのでお墓の周りの掃除は率先してやっているが、後は周りに合わせ、よくわからないけど拝んでいるのだろう。先日のひいおばあちゃんのお通夜でも、焼香の時困った顔してたもんな。妻の実家もお墓まいりは欠かさない家である。今年は私はお参りできなかったが、娘はちゃんとお参りに行ってきた。

毎年の恒例行事としてお墓まいりを続けていくうちに、徐々に覚えていくことだろう。どうして自分が生まれてきたのか、どんな家族に囲まれ、どのような家庭に育ったのか。迷った時や人生の岐路に立った時に、考える一助となってくれると信じている。