DWE(ディズニーの英語システム)~サラリーマンパパの子育て日記~

サラリーマンパパが娘とディズニーの英語システムに取り組む日々で、感じたこと、印象に残ったことを記録していきます。

興味をもって楽しもう!

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今週のお題「受験」

わが人生、振り返ってみると結構な数の試験を受けてきた。

中学受験、高校受験、大学受験✕2、国家試験、いくつかの資格試験。

のんびり屋の私には競争心理といったものがあまりなく、またコツコツ努力するという才能からも見放されていたため、大学受験まではただ何となく受験をこなしてきた。

記憶力や計算力が人並みにあったのと、書いていて恥ずかしくなるが、親がそれなりの学校に進学させてくれていたのでなんとなく大学生までに至ったが、かつて第一志望をクリアしたことは一度もなく、また自主的に一生懸命勉強していないから不合格になってもあまり悲しくない、泣けなかったのである。自分自身の嫌いな点であり、最も子供に受け継いで欲しくない素質である。

初めて一生懸命に勉強したのは卒業前に受ける国家試験。これは今までで一番勉強した。本番は春にあるのだが、秋の時点で模試の点数は38%、しかも勘で解いてる問題が半分くらいあり、合格圏からははるか彼方であった。怠け者の私はギリギリまでうだうだし、不安を振り払うかのように遊び倒していたが、このままでは子供のころから目標としてきた職に就けない。試験の2か月前にさすがにまずいと思い、おそらくは生まれて初めて自主的に勉強を始めた。

セオリー通りまずは過去問から手を付けようとしたのだが、そもそも問題の意味がわからない。仕方がないので教科書を一から読み始めた。忘れもしない1月6日、パチスロで大負けをした翌日からである。

周りが過去問をどんどん解いていく中、教科書を1ページ目から読み進めていくのは結構勇気のいることであった。が、教科書を読み進めていくうちに勉強がとても楽しくなった。新しい知識を得ることって楽しい!周りのことなどどうでもよくなり、気づけば1日16時間は教科書を読んでいた。1か月すると新たな領域の中にも前に学んだことが出てくるようになり知識がつながりだす。これがまた快感で、勉強速度が加速していった。あまりに楽しくなって何のために勉強しているかわからなくなりかけたが、そうだ、最終的には試験に受からないといけない。

そこで試験の2週間前から過去問を解きだしたのだが、驚くことにほとんどの問題が解けるようになっていた・・・。急がば回れってこういうことなのか?

試験直前は出題される問題に関し様々な怪情報が流れてくるのだが、あまりに勉強が楽しかったので右往左往することもなかった。本番はさすがに緊張したが、読み込んだ教科書たちと過ごした楽しい思い出が緊張を上回ったようだ。大きなへまをすることもなく無事に合格することができた。試験の打ち上げや合格発表の際も、達成感というよりも楽しかった思い出といった感である。

興味のあることには打ち込める性格のようで、職に就いてからは学生時代とは打って変わり勉強を続けている。いくつかの資格試験も、前もって勉強し一夜漬けで終わることがなくなった。好きこそものの上手なれ なのかな。

子供のころからこうだったら違った人生だったのか?などと、ないものねだりをしてみることもあったが、いまさら過去には戻れない。

だから娘に伝えていこうと思う。興味をもって楽しむことの大切さを。